こたすけの戯言

こたすけの戯言

「こた、すけ」の二人で届けるブログです。読者に新たな気付きを与え、勇気を与えるブログにしていきたい。

「すけ」とハンドボール  ~その4~

皆さん、おはようございます!

 

「すけ」です。

 

 

ランニングばかりしてますが、ハンドボールもやりたいなー

 

って思う毎日。

 

先日、6月から体育館使用再開の連絡がきてテンションが上がりました笑

 

 

 

さて、前回までは、私の高校1年生から2年生のインターハイ予選までを書きました

 

今日はここからの物語です

 

最後まで是非お付き合いください!

 

 

 

高校2年生 6月 新チーム始動

 

 

先輩たちが引退し、自分達の代がメインとなるチームが始動

 

 

4月からは中央高校OBの遼先生が加わりました

もちろん、瀧浪先生もいます

遼先生は大阪体育大学ハンドボールを学んできて、めっちゃくちゃDFが上手な方です(卒業したばかりでバリバリの現役選手)

 

そんな先生たちの指導を受ける毎日が始まりました

 

 

一年生も15人くらい入部して、合計で30名近くのチーム

 

もちろん、ハンド経験者は入りません・・・

 

 

 

さて、そんな新チームでの練習はとにかくDF練習

 

 

1対1に始まり、2対2、3対3、4対4

 

 

速攻を行うためにもとにかくDFでしっかりと守る

 

そんなイメージだったのかと思います

 

 

なんで「そんなイメージ」だったのかというと・・・

 

 

当時の自分は、

 

「なぜ今、この練習をしてるのか」を深く考えていませんでした

 

DF練習をすることで何に繋がるのかとかもっと意識してればと・・・

 

 

当時は練習をこなすのに必死だったんですよね笑

 

今はそれじゃ良くないというのが痛いほどわかりますが

 

 

個人的にはDFの練習、けっこう好きだったんですよね!

 

 

連携して上手く守れた時

 

相手のミスを誘えた時

 

先読みして守る感覚がやってて楽しいって思えました

 

 

ハンドボールしてる人って、

 

シュート決めるのが楽しい!が一番強いと思うんですけど、

 

 

私はなぜかDFに魅了されてました笑

 

 

今となってはその理由もわかります・・・

 

それはOFが苦手だったからです笑

 

 

うちの高校はOF練習で【半面の3対3】という練習がありました

 

 

これはバックプレーヤー、ポスト、サイドの3人でコート1/4のエリアを攻めるというものです

 

ポストとのサインを決め、バックプレーヤーがブロックを利用して攻める

 

これを徹底して練習です

 

前年の洛北遠征でポストとのコンビネーションが大事だとわかってました

 

 

そして、この3対3

 

バックプレーヤーの【正しい判断力】がものすごく大事なんです

 

 

DFの状況、ポスト、サイドとの位置関係を瞬時に把握して、数ある選択肢の中から最適な判断をしなければいけません

 

 

自分の感覚、イメージだけでやると大概失敗します・・・

 

そして、基本は【シュートを狙う】です

 

 

私は右45のポジションをしてましたがOFが苦手でした

 

 

DFを見て、常にシュートを狙いながら正しい判断がなかなかできません

 

 

ポストに落とせるところでシュートしたり、

 

ブロックを見ないで勝手にフェイントしたり、

 

DFが前に出てきてないのポストにパスしてカットされたり・・・

 

 

何度も怒られ、繰り返し練習しました・・・

 

 

もちろん、1対1でのフェイントも上手くありません(これは未だに上手くならない)

 

そのような部分練習を重ね、夏休みの練習へ

 

 

夏休みの練習はほぼ3対3の速攻練習・・・

 

チームを半分に分けて行います

 

100点決めたら終わり、50回ミス(パス、キャッチ、シュート)したらリセットされる

 

という練習

 

 

結構キツイんですよね

 

残り数点のところでミスが続いてリセットとか・・・

 

さらに100点終わったら、出来の悪いチームだけで追加で50本みたいなこともありました笑

 

だけど、この練習で速攻の基本である走りながらのパス、体力、忍耐力が身についたんだと思います!

 

これだけの練習をしたので絶対に負けたくないと気持ちを持って秋の大会へ向かいます

 

 

新人戦~最後のインハイ予選~高校ハンド引退

 

練習の成果もあり、地区の新人戦は優勝

 

前年、頭を切った私もスタメンで試合にでることができました

 

しかし・・・

 

決勝の後半で熱中症になり、試合後、倒れて閉会式に参加できず・・・

 

 

あまり良い思い出のない新人戦となりました笑

 

 

県新人戦は北村山高校に2点差で敗戦

相手は1年生だけのチームで負けられないと思っていましたがまだまだ力不足なんだと実感

 

 

そして、この年の全国選抜大会は30周年記念大会

 

いつもなら東北大会で上位に入らなければ全国に出れなかったのが、今年が県で1位のチームが出れるのです

 

インターハイ予選と同じ

 

絶対に全国に出たいと思いました

 

そのためには1月にある県選抜予選で優勝するしかありません

 

 

県大会で負けた北村山に勝ち、もう一つのライバル東根工業にも勝つ

これが目標です

 

 

そんな目標を持ち

 

年が明けてすぐ、また長崎へ遠征

 

 

去年はほぼ試合を見ていただけ

 

だけど、今年は全国のチームと試合ができると楽しみにして挑みました

 

 

瓊浦、岩国工業、大体大浪商、洛北といった全国トップクラスのチームとも試合をさせてもらいました

 

もちろんボコボコに負け・・・

 

なんで強いところはあんなにフェイント上手なんですかね?

目の前から消える感じでした笑

 

 

そして、この長崎遠征では大分舞鶴高校とも試合をしたのですが、一人だけものすごい選手がいたんです

 

シュートスピードがおかしい・・・実業団みたいなシュートを打ってる

 

 

うちのGKがロングシュートを1歩も動けずユニホームをかすめて、よじれてしまったくらいのスピードでした

 

後々知ったのですが、その彼は、

 

今、日本代表で活躍してる【渡辺仁】選手だったんですよね

 

 

そんな強敵とたくさん試合をして挑んだ県選抜予選会

 

 

初戦は県新人戦で優勝した東根工業との試合

 

DFでしっかり守ることができ、前半で7点差をつけてリードしました

後半に入り、相手の猛追を受けましたが1点差で勝利

 

全国まで後一歩

 

 

次の北村山に勝つ=全国大会出場

 

迎えた北村山戦

 

前半はお互いシュートが決まらず競り合いました

 

相手はセンターとポストを起点にした2対2で攻めてくるのはわかっていたので、意識してDFができていました

 

しかし、粘り強く守っても最後の最後にミドルを決められるなど、徐々に差が付き始めます

 

クイックスタートも使って必死に追いかけますが、退場も重なり4点差で敗戦

 

もう1歩のところで届かなかった全国大会

 

 

残すは最後のインターハイ予選に向けて練習あるのみ

 

キツイ練習、毎週のようにあった遠征、その全てをかけて、最後のインターハイ予選に挑みました

 

 

結果は準決勝でまたも北村山に敗戦

 

ほんとに悔しかった・・・

 

それしか思い出がありません笑

 

自分はこの試合、相当緊張してたと思います

 

1点もシュート決めれなかったと記憶してけど、ビデオ見返したら1点決めてました笑

 

自分の得点忘れるくらいです!

 

そんな形で高校ハンドボールを引退しました

 

もちろん引退した後は受験勉強生活

 

毎日のようにしていたハンドボールがなくなり

 

あんなに怒られてキツイ練習が多かったのに寂しい気持ちにもなりました

 

 

進路のことを考えてると

 

 

ただ自分の興味のあった学問と、ハンドボールを学ぶ道で、かなり迷いました💦

 

どっちにしても大学でもハンドボールはするってことは決めてました笑

 

 

そんなこんなで私の高校生活は幕を閉じ、次のステージへ進むことになります

 

 

 

 

右も左もわからず始めたハンドボール

 

2年生になり、新しい先生から教えてもらったハンドボールは当時は理解できないことが多く、厳しく指導されました

 

なかなか上手くできず、たぶん先生も「なんで、こんなできないんだろ」って思ってたはず笑

 

今の自分が高校時代のビデオ見るとそう思うから笑

 

でも

 

今、ここまでハンドボールを続けて学んで

 

当時言われていたこと、練習していたことの意味が理解できてきました

 

そのたびに、こういうことを先生は教えたかったのかな?この考え方は大切なんだな!

 

とか

 

当時は無意識だったことが意識してできるようになりました

 

 

それが指導のベースであり、今はそこから自分なりに発展させようと思って学んでいます

 

 

そんな自分が社会人になって、国体の選抜チームで先生と一緒にハンドボールをすることがありました

 

高校時代にあんなに怒られた先生とハンドボールするのは不思議な感覚でしたが、楽しかったです!

 

少しは成長した自分を見せることができたかなと思います

(高校時代に気づいて頑張れよ!!って思われてそう)

 

 

さて、ここまで4回に分けて話をしてきました

 

自分の原点とも呼べるハンドボールとの出会いから高校時代での学びを紹介しました

 

次は今、クラブチームを立ち上げるきっかきけにもなった大学でのハンドボール生活を話していきたいと思います

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました

 

 

今日という日に感謝。~すけ~