こたすけの戯言

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「こた、すけ」の二人で届けるブログです。読者に新たな気付きを与え、勇気を与えるブログにしていきたい。

「こた」の就職メモ① 病院編 (目標が決まれば、価値観も変えれる!)

みなさん、こんにちは。

「こた」です。

 

前回のブログでは「こた(30歳)」が大事にしていること、

以下の3つを紹介しました。

 

ⅰ.株式投資 

ⅱ.ウエイトトレーニン

ⅲ.家族

 

今から紹介する当時24歳の私は、

 

人生の豊かさを教えてくれた株式投資も知らず、

 

精神的余裕を生むウェイトトレーニングも知らず、

 

家族さえも大事にできていなかった、

 

青二才でした。

é”æˆã—ã¾ã™, 女性, 女ã®å­, è·³èº, 実行ã—ã¦ã„ã‚‹, スãƒãƒ¼ãƒ„, 陽気ã§ã™

 

この青二才が、1つの漫画、

その1つの言葉に救われたことを紹介します。

 

大学院修了後、24歳から26歳までの約2年間は、

30年間の人生で1番苦労しました。

 

新卒というプラチナカードを無駄にした後悔、

内定時の職種と実際の仕事にギャップがありました。




 

 




<内定時の説明>

・これからは臨床試験を誘致して病院収益をあげたい

担当部署の立ち上げと人員を増やしたい

・本部での勤務(家から15分)

 

<実務>

・医事課、未収金担当、レセプト、外国人対応、夜勤

・さいたまの端っこ(家から1時間半)

 

これだけ違うと素直に入社日当日にやめようと思って、

帰りの電車で辞表の出し方をググりました。

 

駅にある文房具店で買った封筒には、

よく見たら郵便番号欄(〒)が右上に書いてあって、

これは使えないなーと思いながら、すっーと自分の引き出しに戻しました。。。

 

繰り返しになりますが、

新卒チケットを無駄使いしたと本当に心の底から後悔しました。





当時の私は臨床試験に関わる仕事、治験運営しか頭になかったので、

 

なぜ患者さんの話を聞いて、レセプトを計算しているのか?

 

なぜ病院の未収金を回収しているのか?

※未収金とは未払いの診療費を指します。

 

例えば、救急受診して保険証忘れた場合

一時金を預かって、足りない分を後日支払います。

 

すぐに払えれば未収金として計上されませんが、

遠方だから直接来院できない、

お金が手元にない等の理由で未払いが続くことが多々ありました。

 

なぜ事務職に夜勤が必要なのか?

 

こんな仕事に理解ができず、内定時の説明と実務のギャップに埋もれた結果、

日に日に心と体が疲弊して、食欲もなくなり体重も減るばかりでした。

 

入職時の体重が68kgで、4カ月目には56kgまで落ち、

入社時に着ていたスーツもぶかぶか、

他の人からみても不格好に見えていたと思います。

※「こたの不健康レベルは1です」 

男, 従業員, オフィス, 部長, 良い, 朝, テキスト、, ビジネス, マグカップ, コーヒー, 仕事

通勤中だんだんと病院に近づくほど、

「行きたくない、たどりたくない、人としゃべりたくない」

こんな気持ちが強くなりました。

 

もうすでに自分の気持ちが整理できず、

体調も悪くなるばかりで、

上司に相談すると勤務先の心療内科を受診するように勧められました。

 ※「こたの不健康レベルは2です」 

 

診療ではカウンセリングから始まり、自殺を考えていますか?と、

なかなか自分では口に出せないことまで話したのを覚えています。

最後には絶対に自殺しないようにと力強く手を握られました。

手をつないで, ハンドシェイク, 手助け, 握手, 友情, ようこそ, 契約

この時気付きました、

自分の悩みを相談できる相手がいなかったと。

 

悩みを棚卸する意味でも心療内科の受診は心を軽くしたと思います。

話すことで気持ちは軽くなると。

 

 Happy endの展開、

つまり、ここで自分が回復し元気になって、

バリバリ働くという展開を望みたかったのですが、

もう一段階落ちます💦

 

その原因はコンプライアンスの無さです。

 

あまり詳しくは書きませんが、

私の悩みがカルテには書いてあり、それを上司や先輩、同僚が読みます。

三者の目が一層気になり、気が滅入りました。

 

少し考えればわかることでしたが、

簡単に言えば自分の悩みを他人に読まれるという、

公開処刑に近い気分です。

※「こたの不健康レベルは3です」 

 

人, 男, 男性, 泊, 火花, 火, 儀式, 点灯, 黒色火, 黒夜

 

不健康レベルは3に達すると、

心(メンタル)が壊れ、1カ月の休職です。

 

 休職し始めた最初の頃は、

転職活動して、辞めてやろうとも思いました。

 

病院勤務を嫌々続けた結果、体も壊して心も壊して何も残っていません、

こんな状況で転職活動をしても、顔は引きつっているし、

結果がついてくるとも思いませんし、

とことんネガティブな思考が自分の中に蔓延していました、

いわゆる負のスパイラルです。

 

 

ここまで前置きが長くなりましたが、

この記事の本題である、

休職中24歳で直面したどん底を救ってくれた漫画が、

 

エンゼルバンク三田紀房

です。 これはドラゴン桜の続編にあたる作品です。

 

知っている方も多いかもしれませんが、

ドラゴン桜は受験漫画で、エンゼルバンクは転職に特化した漫画です。

 

近所のゲオでレンタルして、

最初はドラゴン桜の続きかなーって大して期待もせずに読み進めました。

 

読み進めていくと、

 

休職中で心底落ち込んだ気持ちと

作中の井野(ドラゴン桜の英語教師)が「自分はなぜ転職代理人になったのか?」と

自問自答しているシーンで完全に感情移入しました。

 

 

アドバイスを求められた桜木はこう言います。

まずは100人を転職させろ。

この目標を達成したら、自分も転職するんだ

 

この時の私は100人転職させるという条件は無茶だなー

全然アドバイスになっていないじゃんかーと思いました。

 

最初は井野もぶーぶー、文句を言いまくりですが、

最終的には100人を転職させる中で、自分の価値観が変わり旅立ちます。

 

私は「エンゼルバンク」の一説から、

目標を決めれば、価値観も結果も変えられる

本気で学びました。

 

これをきっかけに初心を思い出しました。

 

自分の目標は臨床試験に携わる仕事をしたい、これに尽きます!

 

紆余曲折はあったけど、自分は病院に勤めている。

 

このメリットを考えると、

臨床試験は病院で実施するのだから、

病院の仕組み(保険請求、予算編成、実施体制)を知る経験は、

将来きっと役に立つと考えを改めました。

 

エンゼルバンク、桜木のアドバイスが当時の自分にささって、

臨床開発職として働自分がいます。

 

最後の目標設定から価値観の変化について、

駆け足になってしまったので、

次の記事心境変化について書きたいと思います。

 

 

前置きが長くなりましたが、

最後まで読んで下さり、ありがとうございました

 

 

I really want to get stronger. "NO PAIN NO GAIN"

~こた~